カテゴリー: 掃き溜め

  • 「Time」

    考える時間があると、どうしても「考えない方がよいこと」や「考えてもどうにもならいこと」ばかり頭に浮かんできてしまう。

    思考というのは、放っておくと過去や未来に勝手に飛んでいってしまう。

    「あのとき、ああしていれば」とか、「あの判断は正しかったのだろうか」とか。

    まるで今を生きているようで今を生きていない。

    常に時計や予定に縛られ、未来の心配や過去の反省に囚われていて、「今」を本当に生きている人がどれだけいるのだろうか。

    ふと、時間という概念そのものが、生きることの妨げになっているように感じる瞬間がある。