考える時間があると、どうしても「考えない方がよいこと」や「考えてもどうにもならいこと」ばかり頭に浮かんできてしまう。
思考というのは、放っておくと過去や未来に勝手に飛んでいってしまう。
「あのとき、ああしていれば」とか、「あの判断は正しかったのだろうか」とか。
まるで今を生きているようで今を生きていない。
常に時計や予定に縛られ、未来の心配や過去の反省に囚われていて、「今」を本当に生きている人がどれだけいるのだろうか。
ふと、時間という概念そのものが、生きることの妨げになっているように感じる瞬間がある。
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